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▼だがこの少年たち、自分たちの行動を反省するどころか警察に「銃を向けられた」とねじこんだ。警察としては「拳銃の適正使用には当たらない」と認めるしかなく、処分の検討を始めた。２日後の朝刊では「警官、少年に銃抜く」などと大きく報じられた。ただ、金融当局による証券大手ベアー・スターンズの救済は妥当との考えで、救済策が金融危機の再発防止策に裏打ちされていれば、税金など公的資金の投入も視野に入れている。救済原則として（１）対象者から投機目的の投資家らを除外（２）借り手支援は住宅保有者に焦点をあてる（３）実施は期間限定、などを挙げた。アフリカ系米国人をモデルにした紙人形の歴史を紹介する「黒人紙人形の２００年展」がワシントンのアナコスチア・コミュニティー博物館で開かれている。「紙人形を通してアフリカ系米国人の歴史を学ぶことができる」と好評だ。　カリフォルニア州在住のフリーライター、アラベラ・グレイソンさんが１０年にわたって収集した紙人形約３００点のうち１１０点を年代別に展示。小説「アンクル・トムの小屋」の登場人物で、１８６３年に米国で初めて作られた黒人紙人形という奴隷の少女トプシーの人形をはじめ、初期の人形は粗末な服を着た奴隷や乳母、道化などが並ぶ。　同博物館の歴史家、ゲイリー・ロウさんは「この時代の人形は社会の固定観念や偏見を如実に映している。着せ替えの服が少ないことから、奴隷には仕事以外の生活が存在しなかったことがうかがえる」と指摘。当時の白人富裕層の子供が遊ぶためのものだったのではないかと話す。　人形が大きく変わるのは公民権運動が盛んになった１９６０年代以降。実際に近い多様な姿が描かれるようになり、政治家や女優、スポーツ選手など有名人をモデルにした人形が次々と登場する。　グレイソンさんが黒人紙人形の収集を始めたのは、友人からカリブの少女の紙人形がついたカードを受け取ったのがきっかけ。書店でほかの黒人紙人形を探したところ、児童書コーナーにあったのは奴隷の少女の人形だった。「子供が遊ぶための紙人形に描かれた黒人の少女が、なぜいまだに奴隷なのか」と疑問を感じ、歴史を調べながら収集を続けてきたという。　グレイソンさんは「紙人形などの玩具は子供に大きな影響を与える。偏見ではなく、理解と誇りを伝えるものであるべき」と話す。展示は来年４月２９日まで。（ワシントン芦塚智子）2008年03月24日10時50分2008年03月26日21時08分（2008年3月24日22時23分  読売新聞）関西の自治体、経済界でつくる関西広域機構（秋山喜久会長）は27日、分権改革推進本部会議を開き、国からの権限移譲の受け皿となる「関西広域連合（仮称）」の第1次骨格案を提示した。防災や観光振興、医療など府県・政令指定都市の各種事務を2段階で広域連合に委託。事務事業の効率化などの成果を通じて地域の一体感を生み出すのが狙い。